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2011年10月4日火曜日

意外と使えるLW

これまでLWは避けてきた。ロフトが大きすぎるクラブは芯が狭く、つかまりにくく、距離もばらつきやすいので、却って難しい。だから、SWのロフトもあえて55度に。

ただ、最近LWを使ってみて、明らかに「LWが使える」場面があることに気がついた。

1つは、ピンまで近いラフからのアプローチ。特にピンまで下っている場合。PWだとランが多すぎ、SWでも多いこともよくある。そんなときに、60度のLWならそこそこの振り幅で転がしの打ち方をしても、フワッと上がって、トロトロと転がるだけで、少なくともひどいオーバーにはならない。ロブショットではなく、普通にハンドファーストに構えて、パターのように肩だけで打つ感じでも、「フワッ→トロトロ」となる。これがかなり使える。

もう1つは、バンカーショット。SWのロフトが55-56度で、スクエアに構えてスクエアに打つスタイルなので、距離が出てしまって困る。バンカーショットの数をこなしていると、振り幅である程度調整できるんだけど、少しブランクがあくと、なかなか上手く行かずに悩んでいる。その点、LWは同じように構えて、同じように振れば、単純に距離がでない。飛び過ぎない安心感がうれしい。

この2つの場面では、明らかにLWが好結果を生んでいる。正確には、「フェイスを開いて打つ技術の欠如」を補ってくれている、というべきか。ま、いずれにしろ、好結果が生じていることに変わりはない。

逆に、この2つの場面以外では冒頭の通り、距離のばらつきによる難しさを再確認。フルショットもコントロールショットもとても距離感がバラつく。2つの場面以外で、「SWなら大きいけど、LWなら距離がちょうどいいかも」と安易に飛びつかないように気をつけよう。

とりあえず、距離を出したくない、バンカーと短い転がし限定のエキストラクラブとして、LWは「かなり使える」。

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